2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年最後の土曜日、事務所の大掃除をしていたら、顧問先から紹介された今勢いのある中小企業社長とお会いすることになった。顧問先社長からその社長の話は伺っており、「是非来年ご一緒に仕事ができたらいいですね」とは顧問先社長を通じて伝えていた。 すぐ…
今年、最後の仲間内の忘年会。今日は3人と少人数でどこでも店はありそうだが、今年最後の土曜日とあってどこも最後の繁忙期のようで、なかなか予約が難しい。需要の一気集中が事業特性の外食、普段はお客様優位だが、需要が供給を上回るこの時期は立場が逆…
食べログでも話題である行列のできる焼肉店。老舗焼肉店で修業を積んだ調理長の兄が出資し、兄が経営者、弟が調理長として5年前に開業した。高品質の焼肉と相性のいいタレ・老舗焼肉店で修業を積んだ熟練技が光る一品料理などが話題となり、瞬く間に人気店に…
厚切りステーキをリーズナブルに楽しめる、高級感あるステーキを庶民でも食べれるようにしたパイオニアだと標榜していた「いきなり!ステーキ」がここにきて大苦戦である。 2013年の開業以来、急拡大してきたが、業績不振から全国で44店舗と大量閉店する。全…
技術力には定評があり、親事業者から、「あんたの会社だったらこの仕事もできるのでは」と持ち上げられ、その加工用の設備投資を促される下請け企業。 下請け側も資金がないからと断るが、どうしてもその下請けをうまく利用しようとする親事業者は、それでは…
・・・・・・・前回から続く 4)事業のライフサイクルの問題 会社や事業にはライフサイクルがある。「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」という成長カーブになるが、事業承継の時期が「成熟期」若しくは「衰退期」に重なってしまうものである。 変…
「会社は初代が大きくし、2代目が傾け、3代目が潰す」とはよく聞く。中小企業を倒産させるのは、三代目が6割と最も多く、二代目・三代目社長を足すと9割を超えているとの事だ。 三代目が会社をつぶす!? 作者:五島宏明 出版社/メーカー: 同友館 発売日: 2015/…
年商5億の電気工事会社の社長が70歳を超え息子を後継者に選定したので、事業承継の準備をしたいとの相談があった。正直、事業承継には5年~10年の準備期間を要するのが一般的。あまりにも着手するのが遅過ぎる。しかもその子供はまだ若く25歳で社会…
景気が良くなれば強気になり、より一層の成 長を志向して会社を買いたいとのニーズが増える。一方で、景気が悪くなれば売りたい会社が増えるのは普通だろう。 特に創業社長が率いる高成長志向の会社は、時間を買うを重視し、積極的に買収を繰り返し規模拡大…
欧米では75%の企業が社内恋愛が禁止だそうだ。大企業トップでも社内恋愛したら解雇され、先日もあの米マクドナルドのCEOが社内恋愛をした事で解雇になっている。 職場恋愛が7割〜「いい人どまり」を最短で卒業する、男子の為の恋愛本 作者:田中美穂 発売…
忘年会に異変が起きている。参加を拒否する若手が増加中だ。テレビ調査によると、なんと85%もの人が不参加を希望しているとの事だ。酔った席でのセクハラやパワハラ、一気飲みや一発芸の強要、が主な嫌な理由らしいが、根本は煩わしい人間関係にあるのだ…
経済も成熟化し、外食慣れしたライフスタイルが定着した日本。品質に対して、世界一厳しい目を持つ日本人を相手に商売する外食店の競争は厳しい。安くておいしくて雰囲気がいいだけでは勝てない。何故なら、どこも美味しい料理を提供するのは当たり前で、逆…
来年春に創業50周年を迎える大塚家具が心配だ。 親の会社を継ぐ技術~後継者のゆく手をはばむ5つの顔を持つ龍とのつきあい方~ 作者:田村 薫 出版社/メーカー: みらいパブリッシング 発売日: 2019/07/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) ポチッと宜しくお…
いきなりステーキの異例なお願いが話題になっている。ここ最近の業績不振にやたらと注目が集まっていたが、この度、店頭にて、「このままではお近くの店を閉めることになります」と地域のお客さんに訴えかけている。 いきなり! ステーキ 肉マネーギフトカー…
・・・・・・前回から続く 小さいトラブルで店側で十分対応できるのなら対応すればいいが、そうでなければ、時間を変え人を変えで、本部に対応してもらうというのがどのチェーン店もマニュアルになっているだろう。 でも逆にこういうカスハラ客は、そういう…
「カスハラ」が話題になっている。溜まりに溜まった普段のストレスのぶつけ先に、立場の弱い店が犠牲になっているようだ。また変な権利意識が染みついている消費者が増えていることも原因だと思う。 カスハラ モンスター化する「お客様」たち 作者:NHK「クロ…
インフルエンザが流行する季節になってきた。先日NHKニュースの取材を受けた時に放送して頂いたが、「インフルエンザで学級閉鎖が起きているが、中小企業社長はインフルエンザでも休めない」のが実情である。それは社長が日々の業務を全てこなしている会社が…
三菱電機で新入社員が上司のパワハラで自殺した。なぜこれほどの大企業、誰もが優良企業とイメージする会社でこんなことが起きるのだろうか。親としては、東証一部上場の日本を代表するブランド企業に我が子が入社すればこれ程嬉しいことはない。周りに自慢…
以前なら、「会社を買収して事業基盤を盤石にしたい」と希望する社長は中小企業でも多く、景気の先行きが良ければ、この気持ちは更に強くなったものである。社員が一丸になって一から新規事業を起こすのは社内の活性化の上でもいいが、乏しい経営資源からは…
・・・・・前回から続く 経営者が相続や事業承継の対策を何もせず、ある日突然亡くなると相続税の負担で会社経営が危機的状況に追い込まれたり、事業資産の分散で事業継続が困難になるといったケースは多い。「備えあれば憂いなし」で後々の対策をしっかり講…
・・・・・続く 事業承継は、親族内の問題であるという意識や、外部に相談しにくい等の内面的な理由もあり、なかなかそういう話を自ら切り出しにくいものである。また周りの人間も縁起の悪い相続話や社長の座の交代を社長に進言しにくいようだ。 会社を共に…
昔とは違い今はM&A(合併・買収)に対する抵抗感がなくなっている日本の経済社会。経営者の罪悪感もなくなり、今や経営戦略の一環や事業承継時の承継手段として積極的に活用している。 事業承継M&A「磨き上げ」のポイント 作者:金井 厚,岡本 行生,岩松 琢…
「物価の優等生」と言われて食生活には欠かせない「卵」。ここ数年は飼料価格が大幅に上昇を続け、卵の安定供給を保つための生産コストが上がっている為、値段が若干上がってはいるが、それでも昔からそんなに値動きがない食材である。 企業再生のための 経…
大阪市内に先祖代々続いた鍍金(メッキ)会社がある。今、事業承継の真っ只中だが、なかなかうまく承継できず苦労している。 その会社の業務内容は、週初めの月曜日に親事業者からメッキする部資材が納品され、週内(土日が定休なので金曜日まで)にすべてを…
日本の夏と言えばすぐ頭に浮かぶのは高校野球「夏の甲子園大会」だろう。都会で働く多くの地方出身者が毎年、郷土代表を応援し、がむしゃらに頑張る高校球児に感動を受け、それが活力の源になっている人も多い。 その高校野球では、タイブレーク制の導入、休…
にほんブログ村 昔は高度経済成長期、従業員は入社したらまずは会社に自分を帰属させ会社に忠誠心を持って自らを犠牲にしても会社の為に貢献していき、会社はその従業員を生涯に渡って面倒を見るといった強固な労使関係が確立されていたものである。 そして…
・・・・・・続く 借り手がつかない理由としては、「商店街に魅力がない」ということが大きい。顧客の利便性や回遊性などお客様に魅力を発信している大型ショッピングセンターと比較すると明白だ。そんな魅力あるショッピングセンターが近隣にできるとお客さ…