中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

2023-01-01から1年間の記事一覧

人気の町中華!

新型コロナウイルスによる影響で飲食業界が大打撃を被る中、「町中華」と呼ばれる地域に根ざした大衆的な中華料理店は健闘しています。 グルメ番組でも人気で、番組を見ながら、思わず明日は中華にと、決めたりするものです。 特に独身男性に根強いファンが…

店を不愉快にするカスハラ客!

ホテルや旅館で従業員に土下座を強要したり、過剰なサービスを繰り返し求めたりする、迷惑客の宿泊を13日から拒否できるようになりました。こうした「カスタマーハラスメント」は宿泊業に限らず、様々な業種で、特に接客業に於いて問題となっています。 以前…

今の日本にインバウンド効果はありがたい。

大阪の難波や新世界は外国人旅行者でいっぱいです。 昼時の飲食店は満席で地元客が入れない店もあります。 コロナ過で営業自粛を強いられてきた店主は嬉しい悲鳴です。 通天閣近くの古い昔ながらのレトロ調の喫茶店も観光客で満席状態でした。 日本の飲食店…

定年退職を近々迎えるご主人!

先日入ったファミリーレストランで隣席に老夫婦が座っておられた。 聞くと、定年退職を近々迎えるご主人と奥様のようでした。 恰幅のあるご主人は、家族の為に仕事人間に徹してこられたようで、それを奥様は陰で支えてこられたきたみたいです。 長年勤務した…

デジタル化の進展でカスハラが増加!

コロナ禍の感染対策として実施された非接触型の運営スタイルがコロナ収束後も定着し、ファミレスチェーンを中心にデジタル化が進展しています。 その結果、お客さん自らが操作しないと購入が出来ないセルフサービス化にうまく操作ができず、高齢のお客さんが…

ラーメン店の倒産が止まらない!

幅広い層から愛されているラーメンですが、食材・光熱費の高騰や人手不足・賃金の上昇などが影響し、倒産する店が増えています。 特に資本金や従業員数の少ない個人企業のラーメン店の存続が厳しく、物価上昇などの状況が変わらなければ今後もさらに倒産件数…

老舗飲食店の経営継続に向けて

老舗飲食店が店主の体調不良で店を休みがちとなり、加えて、後継者不在などの問題もあり、これでは店を継続することは困難であると、長い歴史に幕を閉じるというケースが増えてきました。 やはり、高齢になると、体力・気力が低下し、積極的に考え行動するこ…

値上げしない宣言をしたサイゼリヤ

↑↑↑↑↑↑ これが400円(税込)サイゼリヤのハンバーグです。 ライス(中)をつけても550円(税込)です。一人暮らしなら、スーパーで食材を買って家で作るより、サイゼリヤでテイクアウトした方が時間や調理負担を考えても、経済的ではないでしょうか。 牛肉10…

労働集約型産業の労働力の変化

外食逆襲論 (幻冬舎単行本) 作者:中村仁 幻冬舎 Amazon 人手不足の為に、配膳や調理でロボットを活用する外食店が増加しています。 お客さんは他業種と比べ高い粗利益率(60%~70%、)の外食には、美味しく価値ある料理や真心あふれる接客を求めている…

物価高騰の今、価格設定が難しい!

「値づけ」の思考法 著者:小川浩介 日本実業出版社 アマゾン 資源価格の上昇と円安の進行などで様々なモノが値上がりしており、あらゆる供給業者がこの物価高騰を背景に値上げして、利益を確保しようとしています。 中にはデフレが長く続き、なかなか値上げ…

社長がこけたら全て終わり!

社長になる人に知っておいてほしいこと 作者:松下 幸之助 PHP研究所 Amazon 社長がこけたら全てが終わりという会社が多いですね。 社長の本来の仕事は次の社長をつくる事や自分不在でも円滑に業務が運営できる体制の構築だと言いますが、小さい規模の社長で…

日本と中国はもっと仲良くせねば!

↑↑↑ 海外旅行者に人気の通天閣 中国が東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出に反発し、日中関係に不穏な空気が漂っている。日本としては、大国である中国と良好な関係を維持しながらビジネスを展開することが最適だと思うが政治的な問題が付きまとい、な…

焼肉店の高齢店主から店を譲受!

焼肉店の高齢店主が腰を痛めたことをきっかけに体力・気力共に低下し、事業継続が困難になったので廃業を検討していた。 しかし、廃業するには賃借物件をスケルトンにして貸主に返す契約だったから、相当な廃業コストがかかりその負担が大きく悩んでいた。 …

事業承継は難しい。

先祖代々続く家業の後継者と結婚したが、その際、自分の子供には絶対に会社を継がせないと、それを条件に結婚した現社長の奥さん。 その理由は会社に将来性がないから、子供には苦労させたくない、子供には自由になりたい希望の職業を選択させたい、との思い…

外食業態のトレンド!

おにぎり専門店が増加中のようですね。 価格が高くても美味しいおにぎりが食べたいというニーズに合致した商品を提供されている新たな専門店の開業が相次いでいるようです。 寿司が世界でブームになったようにおにぎりも同様に狙っているようですね。コンビ…

店主の高齢化!

老舗飲食店が店主の体調不良で店を休みがちとなった末に、体力・気力の低下及び、後継者不在で味の伝承が困難だからと長い歴史に幕を閉じるというケースが増えてきました。 よく店頭に「今日は体調不良のために休業します」という案内文が貼られているのをよ…

人手不足に悩む飲食業界。

人手不足に悩む飲食業界。片言の日本語で作業も接客も未熟な外国人に店舗運営を任せ、店長以外は外国人状態の従業員の店も最近増えてきたように感じる。 特に今はインバウンド需要の恩恵を享受する地域の飲食店では、あまりの海外旅行客の多さにそもそも人が…

ジャニーズの今後が気になる

現在、人権問題の観点から世論に批判されているジャニーズは中小企業に位置づけされている。社長は交代しても前社長は100%株主であり代表取締役である。これは事業承継税制を利用し相続税を免除してもらう為と週刊文春などで批判されている。 社長を辞任しつ…

横浜のラーメン店での事件

横浜のラーメン店での事件。経営者である被害者が昼番、店員の加害者がが遅番のワンオペで店を回していたとの事。店内の券売機に防犯カメラを設置していたとあり、店員の窃盗を警戒し抑止力として設置し、それに気分を害した店員が事件を起こしたことも一因…

唐揚げ専門店の淘汰が始まる。

コロナ禍で急拡大した中食需要の中、冷めても味が落ちにくく、自宅での調理は油を使って汚れるとの事で敬遠されがちな唐揚げだが、手軽な持ち帰り総菜やおやつとして人気を集めた。 供給側でも、少ない店舗面積など初期投資が低く、オペレーションが容易でア…

コロナ禍の勝ち組とされた焼肉店の倒産が急増している。

コロナ禍の勝ち組とされた焼肉店の倒産が急増している。 焼肉店業界は、コロナ禍の外出制限でニーズが高まった外食への「プレミア感」に加え、「一人焼き肉」など新たな形態のヒット、テーブルごとに吸気ダクトが備えられた店内設備が「換気がいい=3密回避…

突然の給食停止!

給食事業などを展開する会社が、突然、営業を停止し、影響は全国各地に広がっている。 その原因は、積極的な販路開拓で売上を拡大する一方で、①同業他社との競争激化による受注単価の低下で収益の目減り、②コロナで受託先の運営休止やオンライン授業による食…

そごう・西武のストライキ問題!

セブン&アイホールディングスは「そごう・西武」を9月1日に予定通り売却する方針を決定した。あまり譲渡時期が遅くなると譲渡代金が減額される恐れがあるとの事である。 以前から会社に告知していた労働組合は予定通りストライキを実施するようで、組合員…

遺言書なしの急死で失敗した事業承継

父親が起こした会社を長男と次男が取締役として支えているが、100%株式を持つ父親が後継者の事に対して何も決めておらず、また遺言書も用意せずに交通事故で急死した。 相続人は奥様、長男、次男である。次男の方が経営者に向いており、また会社の経営理念…

「から揚げ店」の廃業が増えている

「から揚げ店」の廃業が増えている コロナ禍で急増した「から揚げ店」の廃業が増えている。輸入鶏肉の価格が前々年比2.5倍、キャノーラ油は1.7倍と仕入れ価格の高騰や店舗数の増加による競争激化が原因のようだ。特にコロナ禍で人気を集め2年間で2000店近く…

本部と現場の力関係

「私達は考える人、あなた達は私達の指示に従い黙って動く人」と、現場を上から目線で統制しようとする本部。現場上がりの本部員ならまだましだが、現場知らずの頭でっかちの本部員はたちが悪い。成果が上がれば本部のお手柄、上がらなければ現場の責任が露…

パワハラが横行する会社に未来はない

生まれも育ちも文化も習慣も違う人間達が一つの会社で働くには、必ず合う合わないやタイプ的に好き嫌いといった問題など、複雑な人間関係が生じるのは当然である。 通常は明確な経営理念やビジョンを従業員たちに示し、ベクトルを合わせて強固な企業文化や組…

魅力あるカフェ!

3年に渡り、新型コロナウイルス感染予防対策による外出自粛が飲食業界にもたらした影響は相当なものでした。その行動制限がようやく解除され、その我慢してきた反動で消費活動を活発化させる人々が増えてきており、経済が大きく動いています。 外食需要も活…

クリーニング店の廃業が目立つ!

最近、近所のクリーニング店が相次ぎ閉店している。確かにクリーニング店はコロナ禍で影響のあった業種であったからそれらが大きな原因だと思える。 クリーニング店はコロナによる外出自粛や在宅勤務の拡大で、スーツやワイシャツ類の注文が激減した。加えて…

大企業と思ったら実は中小企業!

ぐるなび、JTB、など大企業をイメージしがちな企業が、実は中小企業だったと驚く人は多いです。 それは、資本金を1億円以下に減らして税制上の中小企業になるケースが、コロナ禍の不況がきっかけに相次いでいるからです。 2020年度に資本金を減資した企業は3…