中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

唐揚げ専門店の淘汰が始まる。

コロナ禍で急拡大した中食需要の中、冷めても味が落ちにくく、自宅での調理は油を使って汚れるとの事で敬遠されがちな唐揚げだが、手軽な持ち帰り総菜やおやつとして人気を集めた。 供給側でも、少ない店舗面積など初期投資が低く、オペレーションが容易でア…

コロナ禍の勝ち組とされた焼肉店の倒産が急増している。

コロナ禍の勝ち組とされた焼肉店の倒産が急増している。 焼肉店業界は、コロナ禍の外出制限でニーズが高まった外食への「プレミア感」に加え、「一人焼き肉」など新たな形態のヒット、テーブルごとに吸気ダクトが備えられた店内設備が「換気がいい=3密回避…

突然の給食停止!

給食事業などを展開する会社が、突然、営業を停止し、影響は全国各地に広がっている。 その原因は、積極的な販路開拓で売上を拡大する一方で、①同業他社との競争激化による受注単価の低下で収益の目減り、②コロナで受託先の運営休止やオンライン授業による食…

そごう・西武のストライキ問題!

セブン&アイホールディングスは「そごう・西武」を9月1日に予定通り売却する方針を決定した。あまり譲渡時期が遅くなると譲渡代金が減額される恐れがあるとの事である。 以前から会社に告知していた労働組合は予定通りストライキを実施するようで、組合員…

遺言書なしの急死で失敗した事業承継

父親が起こした会社を長男と次男が取締役として支えているが、100%株式を持つ父親が後継者の事に対して何も決めておらず、また遺言書も用意せずに交通事故で急死した。 相続人は奥様、長男、次男である。次男の方が経営者に向いており、また会社の経営理念…

「から揚げ店」の廃業が増えている

「から揚げ店」の廃業が増えている コロナ禍で急増した「から揚げ店」の廃業が増えている。輸入鶏肉の価格が前々年比2.5倍、キャノーラ油は1.7倍と仕入れ価格の高騰や店舗数の増加による競争激化が原因のようだ。特にコロナ禍で人気を集め2年間で2000店近く…

本部と現場の力関係

「私達は考える人、あなた達は私達の指示に従い黙って動く人」と、現場を上から目線で統制しようとする本部。現場上がりの本部員ならまだましだが、現場知らずの頭でっかちの本部員はたちが悪い。成果が上がれば本部のお手柄、上がらなければ現場の責任が露…

パワハラが横行する会社に未来はない

生まれも育ちも文化も習慣も違う人間達が一つの会社で働くには、必ず合う合わないやタイプ的に好き嫌いといった問題など、複雑な人間関係が生じるのは当然である。 通常は明確な経営理念やビジョンを従業員たちに示し、ベクトルを合わせて強固な企業文化や組…

魅力あるカフェ!

3年に渡り、新型コロナウイルス感染予防対策による外出自粛が飲食業界にもたらした影響は相当なものでした。その行動制限がようやく解除され、その我慢してきた反動で消費活動を活発化させる人々が増えてきており、経済が大きく動いています。 外食需要も活…

クリーニング店の廃業が目立つ!

最近、近所のクリーニング店が相次ぎ閉店している。確かにクリーニング店はコロナ禍で影響のあった業種であったからそれらが大きな原因だと思える。 クリーニング店はコロナによる外出自粛や在宅勤務の拡大で、スーツやワイシャツ類の注文が激減した。加えて…

大企業と思ったら実は中小企業!

ぐるなび、JTB、など大企業をイメージしがちな企業が、実は中小企業だったと驚く人は多いです。 それは、資本金を1億円以下に減らして税制上の中小企業になるケースが、コロナ禍の不況がきっかけに相次いでいるからです。 2020年度に資本金を減資した企業は3…

ビッグモーターの不正事件!

中古車販売大手『ビッグモーター』による自動車保険の保険金不正請求問題がおさまる気配がないというより、最悪の状態になりつつある。 社長の兼重宏行氏、息子で副社長の宏一氏が責任を取って辞任するということだが、世間の目をごまかし、早くこの問題から…

親族内承継!

昔は子供が家業を継ぐのが当然だったが、今は親族内承継は40%程度に低下している。承継したくない理由は、「親の事業に将来性・魅力がないから」が45.8%ともっとも割合が高く、次いで「自分には経営していく能力・資質がないから」が36.0%となっている…

ゼロゼロ融資の返済が始まり倒産件数が増加!

売上は回復しつつあるが、コロナの3年間で自粛経営を強いられマイナス分が残る中、融資総額42兆円のゼロゼロ融資の返済が始まり、倒産件数が増加しています。 今年上半期は前年比で1.8倍となり、また、物価上昇や人件費上昇と人手不足が加わり、建設業…

カレーの壱番屋の株価が好調

カレーの壱番屋の株価が好調である。もちろん業績が伸びているからが理由の一つである。 売上は前年比14.2%増の128億円、営業利益は2.4倍の12億円、外食業界全体で値上げが浸透しつつある中で、壱番屋も追随するように値上げしたが、売上は伸び、客数は微増…

宿泊事業者は事業再生のチャンス❗️

長引いたコロナが収束した今、旅館・ホテルの需要が戻り、多くの方がこの夏も旅行を計画されているのではないでしょうか。 コロナ前の2019年の外国人旅行者数は、31,882,049人。東アジアからの旅行者が65%を占める状態でした。各国・地域別で見ると、…

焼肉キングの勢いがすごい!

お席で注文食べ放題「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「お好み焼本舗」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」、「しゃぶとかに 源氏総本店」など、計5業種、国内外に15ブランドを多角事業化している「物語コーポレーション」が、今とても勢いがある。 コロナ禍でも…

迫る中小企業診断士 1次試験

早いもので6月に入り、今日はもう12日です。中小企業診断士の1次試験も迫ってきましたね。受験される方の中には時間が足りないと焦っているのではないでしょうか。 8月の猛暑の中、2日間に渡る過酷な試験です。相当な試験時間を要する難易度の高い試験…

事業承継 後継者の選定は難しい!

(出典:帝国データバンクより) (出典:中小企業庁より) 日本経済の喫緊的課題である中小企業の事業承継。事業は黒字なのに廃業ぜざるを得ない現状を何とか打破しないといけない。 昔は親族内承継が85%と圧倒的に多かったが、今は親族内・親族外と共に…

セパ交流戦!

火曜日(5月30日)からセパ交流戦が始まりました。京セラドームの年間シートをお持ちのお客さんに、オリックスvs広島3連戦のチケットを頂いたので、初日の30日に京セラへ行って来ました。 私は昔から熱狂的な広島ファンです。かれこれ45年になります。「炎の…

丸亀製麺の異物混入事件!

丸亀製麺が、5月22日、新商品の丸亀シェイクうどんに「カエル」が混入していたとの苦情があり謝罪した。SNS上では混入の動画と画像が拡散され騒動になっている。 CMなどでも話題で、力を入れていた商品だけに出鼻をくじかれた格好になり、丸亀製麺もショ…

後継者と先代との関係!

2023年の中小企業白書によると事業承継後、先代社長の7割が会長・顧問で残っているとの事である。 対外的な信用や事業運営の円滑化には必要だろう。だがいつまでも権限を渡さなかったり、何でも口出ししたりする先代もおり、後継者が萎縮している例もあ…

2025年問題待ったなし!

中小企業白書によると2020年の中小企業の休廃業数は約5万件で、そのうち60%が直前期黒字だったそうだ。 その休廃業の原因は後継者不足ということであり、事業を継続したいのにできない悲しい現実が露呈されている。黒字企業ということは社会に必要とされて…

ゴールデンウィークで4年ぶりに観光地が賑わっている!

ゴールデンウィークで4年ぶりに観光地が賑わっている。しかし、需要が一気に集中するので受け入れ先は人手不足のために対応できず、機会損失が発生し経営者は悔しがっている。あるホテルでは2フロアを占めた状態で営業していたり飲食店では空席があるに片…

セブンイレブンとFCオーナーとの戦い!

昨日(4月27日)大阪府東大阪にあるセブンイレブンの元オーナーと本部側とのフランチャイズ契約の契約解除に対する控訴審が開かれた。大阪高裁は元オーナー側の控訴を棄却しオーナーである松本さんに対し、店舗の明け渡しや損害金の賠償を命じた。 この店…

チャットGPTが作成した「中小企業の未来」

チャットGPTが作成した「中小企業の未来」です。 ↓↓↓↓↓↓ 中小企業の将来は、多くの要因に影響を受けますが、その中でも最も重要なものは、技術の進歩とグローバル化です。この2つの要因は、中小企業にとってチャンスでもあり、脅威でもあります。 技術の進歩…

パリーグが熱い❗️

お世話になっている先生にオリックスvs日ハム戦のチケットを頂き、京セラドームに行ってきました。 私は熱狂的な広島ファンでオリックスにはあまり興味がなかったのですが、せっかく頂いたので、息子を連れて行ってきました。電車や球場の中を見渡すと、けっ…

野球三昧!

すごい盛り上がりのWBCが日本の優勝で終わりました。おめでとう㊗️ございます。 あの視聴率には驚きましたね。準決勝と決勝戦は朝からでしたから、仕事になりませんでしたね。伊藤忠商事はWBC決勝では、社内に応援会場を設置し、社員達が会長と共に応援した…

育休職場応援手当で育休を取りやすく!

育休で周りに迷惑をかけるからと取得を躊躇う男性社員が多い。それを改善する為、育休を取得した社員の同僚に最大10万円の「職場応援手当」を出す企業が話題である。 育休を遠慮なく取得できる職場環境と少子化対策への貢献が狙いのようである。育休を取る時…

アフターコロナに向けた外食の動向!

アフターコロナに向け、外食業界ではM&Aが続いている。コロナからの市況回復を狙い弱肉強食の構図が見えてくる。 加えて飲食店店主の高齢化と後継者不足から廃業を検討している黒字営業の店の買収にも注目が集まっている。 外食大手が事業ポートフォリオの…