スクラップ&ビルドが活発な全国に55000店舗あるコンビニストア。そのコンビニ
跡地に家族用葬儀場への転用が増加している。コロナ禍とあって家族葬が主流になって
おり、その立地の良さ、駐車場の確保、霊柩車が入れるなどの利点があるようだ。コン
ビニは仕切りがなくレイアウトもしやすく、更に床には段差がなく、既にバリアフリー
化しているから建設費用も低い。今後も増えそうであり、自分の周りでもよく見かける
ものである。
また、コンビニの中にも同質化競争を回避する為の差別化手段を積極的に講じるチェー
ン店もある。客席や実店舗を持たないゴーストレストランを自前で調理場を持つ「ロー
ソン」が参入するようだ。セブンイレブンは非接触・非対面のレジの実証実験を始め感
染対策を強化する。ファミマは無人決済システムを既に導入し、商品補充にロボットを
活用する。昔と違いPB商品も豊富で品質の高いコンビニがどこまで進化するか、これか
らの競争に目が離せない。
こういったように環境変化に柔軟かつ迅速に適合させたお店が事業継続を図れるのであろう。