中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

A Iの使い分けをしよう!

AIを導入する企業にサービス業も増えてきて

いるが、そもそも従来の職務を区分化した時、

①人間でなければできないこと、②人間にやら

せてはいけないこと③人間が不得手なことを明

確に分類する必要があり、AI導入を前提に職

務の再設計をするのはいけない。


飲食店へのAIロボットの導入は行き過ぎでお

客さんも味気ない。店にもよるが単にお腹がい

っぱいになればいいというものではないから。

接客してくれる人に癒されるとか食事が目的で

はあるが、その他の要素も期待して来店される

お客様は多いはずである。通常、飲食店の原価

率は30〜40%だ。つまり300〜400円で仕入

たものを1000円で売っているのだ。その差額を

お客様にとって付加価値として提供しなければ

単なるぼったくりの店である。その付加価値に

A I搭載ロボットが適しているだろうか?最初は

物珍しいから集客できるかもしれないが、本来

の飲食店が果たす役割は違うだろうと思う。

考え直さないと。

AI導入の目的が不明確な会社は懸念される。