人によく思われようとすると、見栄張りで背伸
びした嘘の自分を創り疲れてしまう。人に合わ
せようとするといつもと違う言動をして、本来
の自分を見失ってしまう。人にはそれぞれの良
さがあり、取り柄がある。自分ならではの強み
と独自性を持って堂々と人と競い合い、力強い
人生を歩んでいきたいものだ.
挨拶ができない人をよく見受ける。何故できな
いのか不思議で、そういう人とは一緒に仕事し
たくないものである。挨拶によって自分の心が
開かれるもので社会人としては常識だ。「相手
の目を見て挨拶し、正しい姿勢でお辞儀をす
る」。謙虚に相手より先に挨拶する心がけ大切
である。今、就職活動中の初々しい大学生の
方が立派ではないだろうか。昔の初々しい頃を
思い出し基本である挨拶を徹底していきたいも
のである。
また電車やバスでお年寄りや妊婦さんなどに席
を譲るのは当たり前だ。さりげなく周囲に対し
て気配りをする「心の習慣」が、人としての質
的向上を実現する。
そういう当たり前のことが誰よりもうまくでき
る人は職場でも人に慕われる。そして周囲を気
遣う共通の価値観を持った人達が快適な仕事を
する職場となる。