昔は、生まれた家が事業を行っていれば当然に
後継者を意識して育ったものである。また周り
もそれが絶対であると暗黙の了解だ。しかし今
の子は親に言われるまで知らんぷりして、自分
の好きな事をしている。親も子の自由にさせた
いが本音は継いでほしいもの。日常会話はする
が肝心な話はお互いが逃げる。子供も親の気持
ちを考え自らが家業について会話をしに行けば
親もさぞかし喜ぶだろう。やはり親としては先
祖代々続いた家業を自分の代で終わらしたくな
いし、息子から継ぎたいと言ってきてもらいた
いものである。この問題を解決しないと後継者
不在の廃業になる。親子で家業を語り事業を継
続させないともったいない。お互いが後悔する
ことになるだろう。