移動制限が緩和された事で本格的に社会経済を再開させようと準備している。コロナで3・4・5月と悪夢の3カ月を過ごし、まだまだ回復するには時間を要しそうな現況の飲食店。
前年比90%減が三か月も続き国や自治体の緊急支援も乏しく遅い状態に営業再開を断念した店もある。再開する店は、計測可能な目標を設定し無理なくクリアしていこうとしているようだ。
まず80%位を目標にし試運転をしながら市場の動向を見ながらギアを入れていくようである。損益分岐点比率が90%の飲食業界でこの売上は厳しい経営を余儀なくされるが、地域に於ける店の存在感や従業員と取引先の事を考えればやるしかない。
また現金商売（８５％）の優位性性を活かして、資金繰りを円滑にさせながら経営基盤を盤石にするようにしていく必要もある。お客様の為、地域の為、従業員や取引先の為に頑張らねばならない。
Withコロナの時代に於いて飲食店の新たな付加価値は従来の接客や快適な雰囲気だけでなく安全・安心が必須となる。美味しくて価格がリーズナブルなのは当然で、今や不味くて高い店を探すのに苦労する日本の飲食店。他店との差別は暫く安全・安心をどこまで訴求できるかだ。補助金を活用してそれらを徹底しよう。
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