中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

中小企業診断士試験まであと少し!

 

 

中小企業診断士試験まで、あと23日である。8月真夏の2日間の拘束は精神的・肉体的にキツイもので、初受験の方は感覚が分からず大変だと思う。特に独学の方は情報量も少なく、なかなか当日のイメージが掴みにくいのではなかろうか?

 

 

 

中には予備校の模擬試験を受験し、ある程度試験の雰囲気を味わってから挑む人もいるだろうが、本番はやはり独特の雰囲気で緊張感が漂っている。やりたい事を犠牲にして、必死に勉強したのに、本番で緊張して力が発揮できなかったら最悪である。学習の積み重ねと共に休憩時には試験当日のイメージトレーニングをしておくべきであろう。

 

また私は中小企業診断士と行政書士を受験したが、試験会場は近所の近畿大学だったので自転車で行けたから楽だった。だが行政書士は都道府県ごとにあるからいいが、中小企業診断士は8地区に集約されるので、遠方の受験者は大変だと思う。中には宿泊先の確保も必要な方もいるだろう。

 

中小企業診断士の試験は1次試験の受験費用が13.000円で2次試験が17.200円と合計30.200円が必要である。また予備校に通った人が多いだろうが、そういう人は20~30万の費用が必要だったであろうから、それらを合算しても実費だけで相当な金額になる。

 

中小企業診断士を合格するには1.000時間くらいの学習時間も必要だったろうからそれもお金に換算したら相当になると思う。診断士取得の学習時間を他の収益機会に充当したら、けっこうお金が得られるだろうがそれを学習の為に失っているのである。更に受験の為の交通費や宿泊費を考えたら、かなりの自己投資である。

 

必ずやそれらを回収する為に試験に合格するだけでなく、診断士の資格を有効活用して収益機会を拡大して儲けなくてはいけない。私もそうだったが、受験生には家庭持ちの方が多いのが受験者の特徴である。家族サービスを後回しにして、ましてや幼い子をお持ちの方は特に可愛い子供とのふれあいの機会を犠牲にしてまで、この試験に集中してきたはずである。そういう人は更に真剣勝負で挑まなければ費用倒れになったり、人生の大事な時間を無駄にした事になる。

 

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資格勉強をしている時、「昨日より今日。今日よりも明日の方がゴールに近づかなければ」と、日々を振り返り、進捗と成長を確認したものである。昨日解けなかった問題が学習の効果が出て今日は解けるようになったりと日々の成果が上がって嬉しいものである。

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時には随分前に記憶したはずの知識が、時間の経過と共に忘却しており、再度、頭に叩き込むという作業を繰り返しながら、記憶を固定化させていくものだ。それはまたそれで試験には必須な記憶作業である。中小企業診断士に合格する為の勉強は試験内容が幅広い為に切りがないが、最後の最後まで必死に記憶するものである。

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そういった中で、1年に一度の大勝負。もう時間がないと必死に自分を追い込むのは分かるが、いくら試験が間近とは言え、焦る気持ちを抑え、少し休憩する勇気が必要だ。過度なプレッシャーは逆効果である。