代々、親族内で承継してきた中小企業が経営と
資本の両面から外部へ承継するケースが増えて
いるのは当然だ。業容を順調に拡大させた会社
は事業規模が大きくなり親族だからという理由
だけでは任せられないからだ。後継者には事業
に関する専門知識、業務経験、人柄・人間性、
決断力やリーダーシップなどが必要だ。でない
と従業員はついてこないだろう。
支えてくれた従業員の雇用維持と築き上げてき
た事業の更なる成長発展の為に大企業の子会社
となる選択もあることを認識しよう。資本力の
ある大企業の力を借り資金難から取り組むこと
ができなかった開発を進め付加価値向上に尽力
して永続企業を目指しましょう。