事業承継では、3つの承継が必要となります。
後継者教育などを進めながら経営権を引き継ぐ
「人(経営)」の承継、自社株式・事業用資
産、 債権や債務など「資産」の承継、経営理念
や取引先との人脈、技術・技能といった「知的
資産」の承継を、計 画的に着実・確実に進める
必要があります。
事業承継を円滑に進めるためには、自社株式の
散リスク、事業承継後の資金繰りなど、様々な
課題に対応していくことが要求されます。この
ような煩雑な仕事は苦手だと先送りされると自
らの年齢だけが進み、いざという時に取り返し
のつかないことになります。
後継者がいないために取りあえず会社役員や従
業員を経営者にして経営を継続することもあり
ます。会社内部に精通し業務知識や実務経験も
豊富、従業員も気心が知れているから一体感を
保ちながら経営できるメリットもあります。し
かし、経営者が存在しているうちはいいです
が、もしものことがあって相続が発生したら、
株式を含む事業資産が相続人に承継されます。
理解のある相続人であれば問題はありません
が、我欲の強い相続人であれば経営に口出しを
してきたり、第三者に持ち分を譲渡したりと極
端に経営が不安定になります。そういう不測の
事態も想定した事業承継も考えておきましょ
う。
事業承継をお考えの社長様は声をかけてください。kiyonaka4167@gmail.comまで
中村 中小企業診断 事務所です。
一緒に事業承継の準備をしていきましょう。
備えあれば憂いなしです。