中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

コロナ後を見据えて頑張ろう飲食店!

コロナでまるで「外食=悪」のように捉えられ犠牲を強いられている飲食店。

 

確かに人が集まり、酒が入ると会話が多くなり、飛沫が飛び感染原因になるかもしれない。

 

だが、黙食や1人で静かに飲むバー、隣席と相当離れている店まで、画一的に時短営業や禁酒制限をしなくてもいいと思う。

 

 

飲食店に於いては、酒の提供が重要なのは当然。酒が入る事により場が和み気分が良くなり、料理の追加点数も増え、客単価がアップする。

 

客が気持ちよく過ごし満足度が高まり、店側も再来店につながり営業の要である顧客基盤も磐石化する。もちろん酒は料理で高くなった原価調整の役割もある。どうしても料理がメインの店はそれ相当の職人が必要となり、高度な熟練技術を売り物にする店は単価が高くなるのはやむを得ない。ブランド力のある店はともかくやはりリーズナブルな価格の設定は必須なので酒で調整する必要が出てくるものであろう。

 

 

21日からまん延防止等重点措置に移行し、大阪の飲食店では19時までなら酒の提供が可能で営業は20時まで可能となる。

 

ずっと休業していた店がどうするかを確認したら、こんな中途半端だったら、休業を延長するとの事だった。

 

特に鮮度を重視する生物を扱う料理店は廃棄を考えたら閉めた方が得策だとの事だ。

 

早く新鮮な逸品を美味しいお酒で堪能できる日常が来ることを願いたい。

 

それでも「まん延防止等重点措置」で来店客の店内滞在時間の制限など条件付きながら久しぶりにお酒を提供できた飲食店。店も生ビール―サーバーの洗浄に気合が入ったそうである。しかし、この限られた時間では店も客も満足するのは程遠いもので各店から批判が噴出している。

 

そういった中、この制約条件の中でうまく集客する店も存在する。

 

元々が一人客をターゲットにしていた「一人焼き肉のライク」は、この機会に「60分550円で飲み放題」を実験販売している。様子を見て導入店舗を拡大するようである。さすがである。

 

今後の対策として各店、ゴールドステッカーの申請を急いでいる。

今、6月22日時点で1万6000件と急増中である。

 

現在、職員800人体制で飲食店の感染対策の確認作業を始めているが、多種多様な飲食店だから、なかなか大変そうだ。

 

店側も、コロナのおかげで営業の制限を受けた上、作業や費用の負担も増えて踏んだり蹴ったりの状態。でも店の基本である衛生管理だから、コロナ後を見据えて頑張ろう。

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