中小企業診断士/行政書士 中村事務所

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マンネリ化した人々のコロナ感染意識

 

 

国や自治体の長があれだけコロナ感染の危機感を訴えても、繁華街の人混みは相変わらずで、群がる人々は後を絶たない。どうも個々で不要不急の判断基準が違うようだ。

これだけ感染者が急拡大しても人々の意識にあまり変化はない。

 

注意をせねばと思いながらも、3月からの長期に渡る自粛の促しにマンネリ化して危機感が希薄しているのだろう。

気が緩み緊張感がなくなった状況の中、ちょっと位はいいか、みんな外出しているから自分だけ我慢しなくていいと思うみたいだ。

 

 

 

先週末の昼、ランチでファミレスに行ったら、駐車場は満車で店頭は長蛇の列であった。

食後、打合せで別のファミレスに行ったら、奥の一角で昼から飲み放題の忘年会中でみんなマスクなしで騒いでいた。

複数で呑みに行くのは、今は抵抗がある人もいる中、気にしない人はそんな事も全くお構いなしだ。

感染の諸悪の根源のように扱われる飲食店。感染予防対策をきっちり守り、時短要請で夜は早く閉める居酒屋もある中、ファミレスはけっこう自由に営業しており、酒好きには穴場のようだ。夜は感染対策で国も自治体も居酒屋などアルコールを提供する各飲食店の営業時間に神経を尖らせているのに、昼は自由に飲み放題をさせているのは不思議だ。

 

そんな状況でコロナ感染が止まらない中、今回は時短要請に従わない飲食店が多いようだ。さすがに3回目を要請されても死活問題で要請を無視する店が出てきている。だが、稼ぎ時の12月で「背に腹はかえられない」と通常通り営業するが、あまり客は入らない現実に苛立ちを隠せないようだ。

 

今年一年を通じて、散々だった飲食店、最後に少しでも稼ぎたいという気持ちは分かるが、来年の事を見据え自粛した方が得策かもと思うが、開けていたらお金が入ってくるかもという期待があるからやむを得ない。

 

コロナ禍の師走、外出自粛が求められ、世の中は盛り上がりが欠け、冬のイベントが静かに終わりそうだ。50歳を超え基礎疾患を抱えている私の友人は特に自粛している。あれだけ飲み会好きで絶対に参加し、飲みたいから自ら企画する人だったのに、感染したら怖いからと家呑みの毎日だ。早く収束しないと生きがいをなくす人が増えるだろう。

 

しかし、そんな人もいればコロナ感染を気にしない人達もいる。

先日も、持続化給付金の申請手続きで昼過ぎにカラオケ喫茶に行ったら、店内は70~80歳の高齢者で密状態。みんなマスクなしで店内は歌声で響いていた。店主に大丈夫ですかと聞くと「みんな元気ですわ」と大笑い。そんな問題じゃないだろうと思いながら、書類をもらうだけもらって急いで退散した。これじゃダメだとつくづく思った。

 

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(写真は感染予防対策がバッチリで、家族連れでいっぱいのファミリーステーキ店)