帝国データバンクによると、コロナ倒産が406社あったとの事である。業種内訳を見ると、飲食・宿泊の割合が高いようだ。ここ最近の感染者増大で飲食店などは更なる苦戦を強いられそうで、「開けるも地獄。閉めるも地獄」の状態である。
店舗規模に関係なく画一的平等の支援策も大規模店からすれば「雀の涙。焼け石に水」のようで不満が爆発しており、要請に協力しない店も多いようだ。しかし経営はリスクも考慮しながら活動している以上、自己責任で対処しなければという声もあり、当然に救済を求めるのはいかがなものかという意見もある。難しい所だ。
また廃業検討中の中小企業は27万社で、その内半数は1年以内にとの事だ。現在358万社（者）の中小企業の7％が危険水域とは辛いものである。
だがそういった経営環境が苦しい中でも、社長と従業員が一体となり創意工夫してこの危機的状態を乗り越える努力をする中小企業も見受けられる。何とか存続に向けて前向きに頑張って欲しい。
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