コロナ感染で苦しむ飲食店。お客さんに安全・安心を提供するのが当然の現況の中で、各店が感染予防対策を講じて競い合いアピールに必死だ。店内の消毒作業は当たり前、マスクや手袋着用が義務付けられる従業員、高機能換気扇やオゾンを噴霧する等の空気清浄機も設置する等、莫大な設備投資が必要となり、客が以前と比較して激減している中での投資負担は相当きつい。
非接触型の運営スタイルを構築しようと、可能な限り店員と接触しない接客の仕組みを徹底しようとしている。ある定食店では、入店してもホールに従業員なし。注文は券売機。水やお茶はセルフコーナーでセルフサービス。料理提供は回転レーンとロボット。
食べ終わるとそのまま従業員に「ありがとうございました」もなく退店と味気ない。最後の接客サービスと言われるレジでの会計も最初に券売機で購入しているからない。
本来、店側とお客の間に人が介在して付加価値を高める調理や接客をするから仕入れ原価に3倍でお客が買うもの。それがないならもっと安くせねばならないのではないか。機械装置の減価償却に払うのはいかがなものか。
と言うより従来からの外食文化がコロナ感染による国の要請で変化するのが寂しい。一生このままなんだろうか。大変不安だ。
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