中小企業診断士/行政書士中村事務所

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「ココ壱カレー」の業績が厳しい。

 

 

コロナの影響で飲食店の業績が激減しているが、その中でも「CoCo壱番屋」の売上下落が顕著だ。そもそもカレーは各家庭に独自のおふくろカレーがあってそれを自慢しあっていた昭和時代が懐かしい。平成に入り核家族化や女性の社会進出など、調理の簡便化ニーズの高まりという需要側の要因と、レトルトなど標準カレーの普及で来た供給側要因が相俟って、カレーの外食産業の仲間入りし、チェーン店化ができたと言われる。

 

コロナによる感染防止の為に外出の自粛が要請され、家庭にいる時間が増えたから家で作る機会が増えたのだろう。また簡単で楽だから家で大量に作り置きし、カレーで食事を済ませる日が増えたのも一因だと思う。

 

 

 

高齢世帯、単身世帯、共稼ぎ世帯の増加を背景にカレーのレトルト市場がルーを上回っている現在のカレー市場。カレー好きの日本だが、昔は外食産業ではカレーの全国展開はムリとの常識があった。

何故ならば、家庭にはそれぞれ独自の個性たっぷりのおふくろカレーがあり、万人受けする標準カレーは受け入れられないとの常識があったからだ。

 

 

唯一、CoCo壱が独自の工夫をして、その常識を打破したのだ。また核家族化や単身者の増加で家庭でカレーをつくらなくなった社会背景もあった。今後、家庭の味がなくなればカレーのチェーン展開を容易にするかもしれない。

 

 

 

「CoCo壱」はカレーで成功した唯一のチェーン店。先に説明したが、普通、個性が強すぎる味は市場を限定するから多店舗化は困難。多店舗化の原則は標準化された普通の味だからである。独自性が強すぎると飽きやすいし、来店頻度も高まらないもの。でも普通の味なら家庭で食べわざわざ店に来ない。では何故成功したか。

 

それは家庭でカレーを作らなくなり、レトルトで飽きのこない標準カレーに慣れてきたからだ。「CoCo壱」はその標準化したカレーを提供し、あとはお客さんが自分なりのトッピングをして満足する仕組みを確立したからであろう。「CoCo壱」がハウス食品の連結子会社であるように、食品メーカーはカレーショップだろうがルーやレトルトだろうが売れればいいだろうとは思う。

 

さて今後の展開がどうなるか、「CoCo壱」ファンの私は心配だ。価格が若干高めななのが気になるが。

 

 

 

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