中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

コロナ支援策の周知徹底!

中小事業者への緊急支援策である「持続化給付金」の存在は知ってるが内容が分からない、といった人が多いみたいで問合せが多い。近くの飲食店も、昨年10月に開業したばかりで、1年経過していないから前年と対比できず、自分は対象外と勝手に思い込み諦めておられた。私が特例があることを説明すると、早速、手続きをするとの事であり、大変喜んでいた。

 

総ての事業者を性善説で捉えて制度設計すると正直な事業者が損をするという問題もあるが、今は緊急事態なのでスピード感を持って申請に負担がかからないように複雑なやり方を是正してもらいたい。それともっと事業者に浸透させ強固な支援体制を構築せねばと思う。

 

開始して2日間で27万件の申請があったそうだが、中小事業者、推計358万社の内の7.5%である。今後さらに申請者数が増えるだろうが、ここでも情報格差が生まれている気がする。 予算枠も充分あり、来年1月まで申請できますから、しっかり周知させていきたいものだ。

 

 

また持続化給付金で、青色申告の控えがなく困っている人も多い。だから税務署に行き、提出した申告書をコピーさせてもらおうとするものである。だが基本的に一回提出したら、私文書が公文書扱いになり、コピーさせてもらえないのがルールである。

 

その為、開示請求が必要となる。しかし開示請求すると2週間から1か月は時間を要するもの。早く持続化給付金の申請をしないと入金が遅れる事業者たちは、そんな時間は待てなく焦るのである。

 

 

閲覧はできるが、最近では要望が多いから写メは大丈夫との事になったので写真に撮ろうとする人は多い。だが住所や氏名はマスキングされているのが原則だ。

 

名前がないと本当に自分の確定申告書か証明が困難だ。だから税務署職員にマスキング個所も同時に撮らせてくれと要望するが、お役所仕事に徹する職員だから、マニュアルに基づき、前例のないことには対応してもらえないのが普通である。

 

でも税務署職員の中には事情を理解してくれ、名前入りで撮らせてくれる事もある。お願いしてみる価値はあると思う。

 

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