株価も2万を下回りNY株の超下落や原油安など世界経済を襲うコロナショックに政府の支援策を期待する人は多い。確かに自分達ではどうしようもできないこの大きな逆風への対応は困難を極めるが、救済策に依存し過ぎてはいけない。
総てをコロナ感染のせいにして現状の経営課題の先送りをしていたら、また同じ事の繰り返しである。これを機会に事業の再点検をして経営基盤を強化せねばならない。
株価下落と言え、リーマンショックがあった2008年は株価の底値が7.162円だったことを考えると、まだまだ余裕はあるように見えるがいかがだろうか。
また渡航禁止など海外からの旅行客が極端に減り、旅館やホテルも大打撃である。そのインバウンド需要に依存した小売店や飲食店も、ゴールが見えない状況に不安だらけである。こういった経済の先行き不安が蔓延する中、絶対的な顧客基盤を持つ店の売上の下落率は低いようでまだ経営は安定している。
こういう不測の事態に備え内部留保金の厚い会社は慌てずに資金繰りができる。やはり普段から、もしもに備えて月商の2~3か月分の現預金はストックしておかなければ、すぐ資金ショートして倒産の恐れが出てくる。「備えあれば憂いなし」である。また普段から顧客との関係強化に力を入れている店は、この不測の事態時でも強い。顧客が困っている店を助けてくれるからだ。
人・金・顧客は本当に大切である。困った時にしみじみと分かるものだ。
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