シニアを有効に活用すれば企業再生が可能だ！アイリスオーヤマを見習おう！

人手不足の中、シニアの活用策に各社が知恵を絞っている。確かに シニアの技術・経験や人脈は魅力的である。定年だからサヨウナラは勿体ない話だ。もちろん総てのシニアがいいとは限らず、若手の成長を阻害するシニアは弊害となるだろうが、そうでなければ違う要職を任せて後見的な立場でサポート役になってもらうのもいいだろう。

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あるいは、自分を必要としてくれる会社に入社して、今までの技術や知識・経験を活かして、そう会社の更なる成長に貢献するのもいいと思う。

アイリスオーヤマが海外勢の追い上げに敗れ、経営不振に陥った東芝・シャープ・パナソニ ックなど大手電機メーカーのリストラ退職者を入社させ、その持つ技術力やノウハウ・経験をベースに日用品メーカー（燃焼：２０００ 億円、２０１０年）から新興家電メーカー（燃焼：４．２００億円 、２０１７年）に変貌したのは有名な話である。職を失った大量ベ テラン技術者を見てここぞチャンスと大量採用に踏み切り、一気に 家電事業のアクセルを踏んだアイリスの大山社長の読みは当たった 。しかも従来にない消費者が使いやすい家電「なるほど家電」 は爆発的なヒットとなっている。リストラで腐りかけた技術者たち を蘇えらせたアイリス。古巣の電機メーカーが相変わらず苦戦を強 いられている中、開発権限をもらいながらやりがいをもって消費者 志向の家電を多く開発販売している。 シニアを有効に活用すれば企業再生が可能だ。アイリスオーヤマを見習おう。

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とにかく今のシニアは元気だ。健康食品市場も拡大するなど、普段 のメンテナンスをきっちりとされている人が多くイキイキとされて いる。人生１００年時代は大袈裟なことではない。その注目の労働 市場だが、自分の労働力を時間でしか売れない、受動的な仕事観し か持たない人は辛い。惰性で仕事をするのではなく、 人より優位に立てる資格を持つか、仕事の実績を訴求できるように 今の内からしたいと思う。