昔は終身雇用・年功序列で職務専念義務を
貫き通し、社員には副業を禁止する会社が
殆どであった。ところが経営環境が厳しく
なり、終身雇用や昇給が困難だからと
副業を推奨する会社が増えている。
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
- 作者: 伊藤羊一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/03/14
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この副業制度は、社員のスキルアップ、
情報源の多様化、副業先との人脈形成など、
仕事を進める上で優位にもなる。また内外の
情報融合で新規ビジネスや業務改善も期待
できるし、スキルの水平展開は重要だ。
もちろん今後、懸念される人手不足問題との
兼ね合いでどうなるかの予測は困難である。
そして働き過ぎの注意と責任の所在の明確化は
徹底しなければならない。有効求人倍率も
バブル期の1.46倍を超え1.61倍
(2018年)となっており、労働力の売り手
優位性が続く中、どんな働き方改革をしているかを
アピールして優秀な社員を集めるのに各社が
必死の様相を呈している。
「企業は人なり」だ。各社、知恵を絞った募集・
採用・育成を徹底しないと競争に勝てないだろう。