中小企業診断士/行政書士 中村事務所

飲食店支援専門の中小企業診断士行政書士です。事業承継の支援も致します。

個性ある中小企業を支援するのは面白い!

少数精鋭で頑張る中小企業は多い。各々に

かかる負担は大きいが、皆から認められて

仕事を任せてもらっているという喜びもある。

この「承認の欲求」は働く上で重要なモチベー

ションになる人も多いだろう。

責任を取らされるのを嫌い、大企業の

大規模組織の単なる歯車で将来が安定さえ

すればいいという人には理解できないであろう。

本来ならそういう人達も組織の歯車は歯車で

あっても心や知恵・感情のある歯車として

アグレッシブに活躍してもらいたいものだが。

よくプロとアマチュアの違いは何かと問われる。

皆になじみの深い野球で例えれば「アマチュア

はみんなの和で勝ち抜いていくものだろう。

高校野球の甲子園大会などはそうである。一方

「プロ」は勝利までは互いに競い合うが勝利

したらみんなの和が生まれる。優勝してそこまでの

過程では過度な競争でぎくしゃくしていた関係も

その優勝で喜びを分かち合って、今までのことを

ビールかけで水に流すものであろう。

中小企業の仕事も同様である。特に少人数で

成果を求められる中小企業に於いては

仕事でのチームワークが大切なのは当然だ。

一人でできることには限度があり、複数の

人達が連携して仕事をすることによる

相乗効果は大きい。また提供するサービスに

おいても個人対応と組織対応とでは歴然の

差があり、ばらつきも少ないので顧客満足度

高められる。個人プレーに走るのではなく、

期初に立てた目標をチーム全員で心を一つに

して達成できたら喜びも大きい。様々なタイプの

人でつくったチーム。強い者は弱い者を守り

弱い者は強い者を支える。互いに尊重し

切磋琢磨してチーム力の強化と自己の

スキルアップを図る理想の組織づくりをしよう。

 

 

中小企業診断士をめざす人へ (仕事と資格シリーズ)

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社長が頻繁に人事制度を自分勝手に変える

会社が実在する。現場の意見や要望を反映

するのではなく独善社長の一方的変更に

従業員達は不安と不満を感じる。「皆のやる

気を高め給料を上げてやりたいんや」と

いかにもインセンティブ・プランのような

説明に皆は呆れる。制度がコロコロ変わる

度に、会社と社員の信頼関係は壊れていく。

社長はこの不穏な空気を読まないと誰も

社長がやろうとすることに協力してくれ

ないし、みんなが会社から逃げていくであろう。

 

 

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中小企業社長や自営業者はいざという時に

誰も助けてくれない。だから自分の城は

自分で守らなければと日々努力するものだ。

その為に、取引先のネットワーク形成や

顧客基盤の盤石化に力を注ぐ。だが売上が

安定してきても不測の事態はいつでも

起こりえる。だから財務を中心とした経営基盤

を強固にする為に孤軍奮闘する。もし経営不振が

続き、財務状態が脆弱化しても技術と顧客基盤が

強固なものであれば、どこかの会社が救済して

従業員の雇用や技術を引き継いでくれる筈である。

何も強みのない会社は自然に廃業に追い込まれる

だけであろう。中小企業社長は時々「会社員は

楽だなと思う」と本音を漏らすこともある。

毎日が必死だろうが「何もしない考えない」心の

休日も必要だと休息を促すことも大切である。

 

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社長がやりたい事、会社のあるべき姿など、

将来の目標を見つけられた時の喜びは大きい。

だがその志を見つけても、それを本当にやり

続けるべきなのか悩む事もあるだろう。

現状分析をする際に、目的と現状のギャップを

抽出して問題点を明確にする。それらを解決する

課題を設定した時に迷いが生じたら、一度

立ち止まり周囲の意見に耳を傾ける謙虚さも

必要である。普段から適切な意見を言って

くれる人は大切にしよう。中小企業診断士

中小企業社長のパートナーだから適時適切な

助言を心掛けていきたいと思う。