息子に事業承継する際、「本業をより強化する為、
複数の会社を買収し経営基盤を強固にして渡したい」
との要望があった。その社長の気持ちは分かるが、
なかなか都合の良い売却希望の会社は見つからない。
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ましてや今は景気が良好な時であり売手より買手が
多いのが実情である。本業が電気工事や管工事で
その関連会社を探すのは容易ではない。理想が
高すぎてなかなか実現しなければいつまでも息子に
承継できない。百歩譲って、もしそういう会社が
見つかっても経営統合するには時間を要するし、
息子に渡すにはかなり先になる。企業買収で
失敗する原因はPMI(ポスト・マージャー・
インテグレーション:買収後の統合作業)である。
せっかく大金出して買収しても統合作業に失敗すると
結局買収しなかった方がよかったという結果になる。
もちろん私としては後継者育成、M&A、アフター支援と
仕事をもらえて収益機会が増大するが、それよりも
高齢社長なので最初の仕事が相続ではと心配する。
そうなると他にも相続人がいるややこしい家なので
相続の生前対策が先になるのでは?