未婚化・晩婚化・少子化・高齢化などが大きな
社会問題となっている。2019年の一般会計予算
は100兆円を超え、一般政府債務残高はGD Pの
230%と先進国で突出している。この財政赤字
の原因は膨張する社会保障など構造的な要因
だ。平均寿命が伸びているのに長寿化に見合う
制度改正を怠っているなど年金不安が最大の問
題である。
今、男性81歳、女性87歳が平均寿命で年金開始
年齢65歳から計算すると男性16年、女性22年に
及ぶ年金受給は長すぎて財政負担が重すぎる。
開始年齢の引き上げや社会保険料の引き上げが
必要になるだろう。70歳までの雇用義務付けと
共に社会保険料の負担者を増やしていかなけれ
ばならない。
その為には少子化に歯止めをかけることも必要
で未婚化・晩婚化の対策を講じていかなければ
いけない。特に晩婚化は育児と介護が重なるこ
とが多く、女性の社会進出への弊害となり、社
会保険料の減少と消費の低迷が懸念される。早
めの結婚と子供を育てる環境整備にもっと予算
配分をしてもらいたい。
真剣に考えないと日本の将来が危ういだろう。