一昨日は仕事納めで難波はごった返してまし
た。私も居酒屋にいましたが、時間になると次
の予約があるからと店長からきつく追い出され
ました。稼ぎ時だから店の気持ちも分かります
が、目先の利益よりも将来の利益も考えなけれ
ばいけないと思います。12月の客は新年会や歓
送迎会など将来のお客様になりますから、満足
度を高め再来店につなげないとダメですよね。
またその店はバイトの女の子は皆愛想が良くて
気分良く時間を過ごすことができましたが、店
長はしかめっ面でピリピリしてましたからあま
り気分がいいものではありませんでした。そう
いう店長も普段のバイトの教育では笑顔で接客を指導しているんでしょうが実践では自分が一番できてないですね。たぶん会社から数値責任
を負わされているので必死なのでしょう。難し
いところですが接客の基本に立ち返り頑張って
欲しいです。
飲食店でマニュアルはバラツキのある従業員に
最低限のレベルを維持させる為のツールだ。新
人バイトだろうがベテラン社員であろうがお客
さんには関係ないので必死だ。しかしホールで
それだけに固執すると人間味のない接客にな
る。ファーストフード店と高級なレストランで
は原価のかけ方も違い、業態によって様々だが
平均350円程度の原価の物を千円で売るんだか
らその差額の付加価値を創出しないといけな
い。飲食店はトータル商品でお客さんの満足度
を高めるのだからだ。調理技術と接客技術の向
上、快適な空間づくり、は当然に要求される。
また顧客関係管理を徹底も重要だ。
飲食店は需要の一気集中があり販売の平準化が
困難な業態だ。ランチタイムは12時からの1時
間に集中する為、いかに料理提供を早め客席回
転率を高めるかが重要。増員し対応能力を高め
れば損益分岐点は上がり今の価格を維持できな
くなる。一方値上げしたら客数が減る。利潤最
大化に向けた人の調整は難しい。