会社の経営診断をしてどんなに立派な改善報告
書を提出しても、実践するのは顧客側だ。提案
通りの改善結果が出なかったら「提案内容が悪
い」「言われたようにやらんからや」と責任の
擦り合いになる。改善効果が業績に顕著に表れ
ればいいがそんな単純ではない。コンサルタン
トも「あなたやる人、私やらせる人」といった
スタンスで経営指導してはダメだ。お互いがき
ちんとした擦り合わせをして仮設段階で共有し
たなら結果の検証も共有するなどをしなければ
ならない。そして成果がでなければその失敗の
原因究明を協力しながらしていき、それを教訓
とした改善策を打ち出していきましょう。可視
化できない成果物の中で相互が納得する為には
強固な信頼関係の構築が前提条件です。